Index
- Index
- Summary
- 使用した資材一覧
- Git
- gitignore
- Git History
- Git Blame
- Annotator
- Code Runner
- Settings Sync
- Project Manager
- Terminal
- One Dark Pro
- vscode-icons
- Bracket Pair Colorizer
- amVim
- Markdown PDF
- Markdown TOC
- Markdown+Math
- Table Formatter
- Open
- PlantUML
- Beautify
- HTMLHint
- HTML Snippets
- HTML CSS Support
- Path Intellisense
- Auto Close Tag
- Auto Rename Tag
- ESLint
- Debugger for Chrome
Summary
以前書いた記事「Visual Studio Code でCakePHP3開発環境を構築する」でPHP関連の機能拡張を行ったので、それ以外の環境構築をしていきます。
Windows10 , VSCode 1.13.1 を前提としています。
使用した資材一覧
Git 関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
Git | 2.13.0 | バージョン管理ツール |
gitignore | 0.5.0 | .gitignore を設定してくれる |
Git History(git log) | 0.2.0 | History を表示する |
Git Blame | 1.11.3 | カーソル行のコミッターを表示する |
Annotator | 0.10.1 | 開いているファイルの、各行のコミッターを表示する |
エディタ基本機能関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
Code Runner | 0.6.21 | 様々な言語のコードを、その場で実行してくれる |
Settings Sync | 2.8.1 | VSCode 設定を同期させる |
Project Manager | 0.18.1 | プロジェクトが切り替え易くなる |
Terminal | 0.0.8 | プロジェクトルートでターミナルを開いてくれる |
エディタ趣味関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
One Dark Pro | 2.8.6 | テーマを着せ替える |
vscode-icons | 7.9.0 | エクスプローラーのアイコンを着せ替える |
Bracket Pair Colorizer | 0.10.7 | 括弧のペア毎に、色が変わる |
amVim | 1.23.1 | vim に近い操作が出来る様になる |
Markdown 関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
Markdown PDF | 0.1.7 | Markdown を簡単に PDF にしてくれます |
Markdown TOC | 1.5.5 | TOC です |
Markdown+Math | 1.2.9 | Math です |
Table Formatter | 1.1.2 | Table を整形してくれます |
Open | 0.1.0 | 拡張子に紐づくアプリでファイルを開きます |
PlantUML | 1.8.0 | UML を Markdown 的に書ける |
HTML, CSS 関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
Beautify | 1.1.1 | Save時に、ソースコードを綺麗にフォーマットしてくれる |
HTMLHint | 0.3.3 | 構文チェックをしてくれる |
HTML Snippets | 0.1.0 | タグ打ちが、とても楽になる |
HTML CSS Support | 0.1.7 | class, id 候補をリストアップしてくれる |
Path Intellisense | 1.4.2 | href など、パス候補をリストアップしてくれる |
Auto Close Tag | 0.4.2 | 閉じタグを自動で付与してくれる |
Auto Rename Tag | 0.0.13 | タグ名を変えると、対のタグ名も自動で変えてくれる |
JavaScript関連
資材 | バージョン | 補足 |
---|---|---|
ESLint | 1.2.11 | 静的解析ツール |
Debugger for Chrome | 3.1.4 | デバッガ |
Git
既にインストール済みの場合は、バージョンに注意してください。古いと、Git Blame が動かないなどの問題が生じることがあります。
上記サイトから、最新版をダウンロードして、インストールします。途中、ウィザードで Configuring the line ending conversions 画面になりますので、「Checkout as-is, commit Unix-style line endings」か「Checkout as-is, commit as-is」のどちらかを選択します。これは、「Visual Studio Code でPHP7開発環境を構築する」で、VS Code で用いる改行コードを LF に設定したことと関係しています。CRLFでコミットする危険がある様なら、前者を選択します。
インストールが終わったら、基本は、リモートリポジトリからクローンしてローカルリポジトリを作成し、それを、VS Code にドラッグ&ドロップする感じになります。
これで、VS Code からコミットやリモートへのプッシュなどが行える様になります。
gitignore
名前の通り、.gitignore をお手軽に、自動で設定してくれる拡張機能です。インストール後、コマンドパレットで「add gitignore」を選択すると、対応している言語・フレームワークがリストアップされるので、必要なものを選択します。全自動というよりは、初期設定を自動でやってくれるので、後は手作業でチューニングする感じです。
CakePHPの場合、Version2,3 が混在した .gitignore になるので、不要なバージョンの定義部分を削除します。
Git History
名前の通り、history を表示してくれる拡張機能です。インストール後、コマンドパレットで「Git: View History (git log)」を選択すると、ヒストリーが表示されます。
Git Blame
名前の通り、blame を表示してくれる拡張機能です。インストールすると、VS Code で表示しているソースコードの、カレント行に関するコミッター情報が、ステータスバーに表示される様になります。
カレント行を、誰が最後に更新したのか、何の目的で更新したのか、といったことがパッと分かって便利です。
Annotator
Git Blame が、カレント行のコミッター情報を表示するのに対し、Annotator は、ソースコード各行のコミッター情報を全部表示します。
Code Runner
VS Code で表示しているソースコードの選択行をコマンドラインで即実行してくれる拡張機能です。REPL的な感覚で、手軽にコード断片を実験することができます。デバッグモードで実行することで、ブレークポイントが効き、ステップ実行も可能です。
Java, JavaScript, PHP, Python, Perl, Ruby などなど、多くの言語に対応しています。
Settings Sync
複数のマシンで設定を同期したい場合に使える拡張機能です。
GitHub Gist で、extensions.json, keybindings.json, settings.json などの変更を管理します。
コマンドパレットで「Sync: Update / Upload settings」を選択し、Gist に設定情報をアップロードします。
同じく、「Sync: Download settings」で、Gist から設定情報をダウンロードします。
複数台のマシンを使っている私にとっては、必須ともいえる便利機能です。
Project Manager
プロジェクトを、簡単に切り替えることが出来る様になる拡張機能です。
コマンドパレットで「Project Manager: Save Project」を選択し、プロジェクトに名前をつけて保存します。すると、ステータスバーに、現在開いているプロジェクト名が表示される様になります。
プロジェクト名をクリックするとコマンドパレットが開き、保存済みのプロジェクトがリストアップされるので、開きたいプロジェクトを選択して切り替えます。(別ウインドウで、プロジェクトが開きます)
これも、私にとって、必須の機能です。
Terminal
ターミナルを開いたときに、プロジェクトルートをカレントとして開いてくれます。それだけなんですけど、便利です。
私は、ターミナルとして PowerShell を使っているのですが、UTF-8 のファイルを扱うことが殆どのため、settings.json に以下の設定を入れています。
"terminal.integrated.shellArgs.windows": ["-NoExit", "/c", "chcp.com 65001"],
"terminal.integrated.fontFamily": "'Myrica M'",
これで、ターミナルを開くたびに、chcp 65001
と打たなくても UTF-8 になります。
また、フォントは勿論お好みなんですが、私は、ソースコードは Han Code JP が一番見易いと思っています。でも、ターミナルや Markdown では、半角:全角が 1:2 の Myrica M を使っています。
One Dark Pro
テーマは色々あるので、好みのものをインストールすれば良いと思います。
私は、One Dark Pro でほぼ不満ないのですが、カレント行の背景色や markdown の引用の文字色など、少しカスタマイズして使っています。
vscode-icons
エクスプローラーのアイコンを着せ替えます。好みのものをインストールすれば良いと思います。
Bracket Pair Colorizer
括弧のペア毎に、色を変えて表示する拡張機能です。
何重にも括弧で囲われているソースコードが、少し見易くなります。お好みでどうぞ。
amVim
VSCode を、vim風にしてくれる拡張機能として、Vim と amVim があります。Vim の方が対応度が高いのですが、VSCode の機能を使わずに独自実装しているところがあり、惜しい感じがします。例えば、Undo が内部的に実装されているため、Vim で Undo しても、VSCode はそれを認識していなかったりします。また、全角で入力する際に、カーソル位置が不自然な感じになってしまうところも残念です。
amVim は、:w に対応していないなど、対応度は劣ります。でも、変に拘って内部実装するのではなく、undo など VSCode が持っている機能はそのまま使う感じになっているので、私は、amVim の方がストレスなく使えます。
Markdown PDF
名前通り、Markdown を簡単に PDF に変換してくれる拡張機能です。私は、仕様書作成や技術解説など、仕事で作成するドキュメントの殆どでこれを使っています。
少し残念なのは、```java:Hoge.java
の :Hoge.java
を認識してくれないところです。でもこれは、markdownit を使っているので仕方ない感じです。
PDF の場合、改ページを気にする必要があるため、CSS で制御するのですが、page-break-after: avoid; が効かないため、改ページさせたくない場所には、page-break-inside: avoid; を使うことになります。```java:Hoge.java
と書いたときに、Hoge.java を PRE タグの中に表示させ、PRE を page-break-inside: avoid; 指定したいがために、私は、少しカスタマイズして使っています。
それと、writing-mode: vertical-rl; など縦書き指定も、HTML で見るとちゃんと縦書きになるのですが、PDF にすると文字が横向きになってしまいます。これも、非常に残念です。
もう1点、これは issue にも載ってますが、解像度の高いモニタで PDF 化すると、文字が小さくなってしまう現象があります。私は、これのために CSS を環境で切り替えて使っています。改善を期待します。
Markdown TOC
TOC を表示する拡張機能はいくつかありますが、これが一番だと思っています。文章毎に、TOC に表示するレベルを設定できるのは、今のところこれだけだと思います。
自動でナンバリングしてくれる機能も大変便利です。少し残念なのは、TOC に表示させない設定にしているレベルにも、ナンバリングしてしまうところです。惜しいです。
Markdown+Math
Markdown で数式を扱うなら、これですね。
Table Formatter
Markdown の Table を整形してくれます。私は、PDF 化する以外、いちいちプレビューなどしないので、素の Markdown ソースで表が整形されて見えるのは、やはり見易いです。セーブ時に自動で整形してくれるオプションがあると嬉しいのですが、今後のバージョンアップに期待です。
Open
拡張子に紐づいたアプリで、ファイルを開いてくれる拡張機能です。私は、PDF や HTML を開くのに、これを使っています。
当初、vscode-pdf を使って、PDF を開いていたのですが、解像度の高いモニタで見ると??、表示にすごく時間がかかるため、Open に切り替えました。
PlantUML
これは、Markdown 的なノリで UML をテキストで記述できる拡張機能です。かなり便利です。幾つかある同様の拡張機能の中では、これが一番だと思います。あとは、Math の様に Markdown の中で書けると、とっても嬉しい感じですが、今後に期待しましょう。
色合いが、Rational Rose を思い出させてくれるところが、なんか、懐かしいです。
Beautify
HTML, CSS, JavaScript, JSON などのソースコードを、保存時に整形してくれる拡張機能です。
VS Code 標準機能では整形してくれないファイル(CSS など)も、綺麗に整形してくれます。
HTMLHint
HTML の構文チェッカーです。必須属性の入力漏れなどを指摘してくれます。
HTML Snippets
タグ打ちが、とても早くなる拡張機能です。タグ名を打ち込むだけなので、変な略称など覚える必要がなく、簡単に始められます。
HTML CSS Support
HTML で class や id を記述するときに、CSS を見なくてもクラス名や ID名の候補をリストアップしてくれる拡張機能です。
class=""
の ” と ” の間にカーソルを置き、Ctrl+Space でクラス候補をリストアップしてくれます。
Path Intellisense
ファイルのパス候補をリストアップしてくれる拡張機能です。
href=""
の ” と ” の間にカーソルを置き、href="css/"
まで入力すると、CSSフォルダ配下のフォルダやファイルをリストアップしてくれます。
Auto Close Tag
開きタグを入力すると、自動的に閉じタグを補完してくれる拡張機能です。HTML Snippets を使っている場合、HTML タグ打ちでは、あまり出番はないかも知れません。
Auto Rename Tag
タグ名を変更すると、対になるタグの名称も同時に変更してくれる拡張機能です。
ESLint
JavaScript の静的解析ツールです。
Debugger for Chrome
JavaScript のデバッガです。
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